どんな家でも窓はあるし、カーテンもつけていることだろう。ではカーテンを開けた時に留めている物はどんなやつだろうか?
多くの方が、上の写真のような房掛けにタッセルを引っ掛ける感じで使用しているのではなかろうか。
正直、僕はこいつがあまり好きではない。ちゃんと役割は果たしてくれているが、「もっとこう…あるだろう!!」みたいなモヤモヤ感がある。
そこで今回はタッセル&房掛けのモヤモヤを解消してくれる「カーテンホールドバック」を紹介しようと思う。
タッセル&房掛けの小さな不満点
まずは一般的な組み合わせの「タッセル&房掛け」の何が気に入らないのかをまとめていきたい。僕と意見の合う方はきっとカーテンホールドバックを気に入ってもらえると信じてる。
タッセルを引っ掛けるのが面倒
僕だけかもしれないけど、この一連の動作がまどろっこしくて好きになれない…。タッセル引っ掛けるときって目視せずに手探りでやるから掛け損ねも多いんだよね。
輪っかが大きければこの問題は無くなるだろうけど、見た目が悪くなるので束ねた時に輪っか部分が見えないサイズで作られているんだと思う。
タッセルを外す時に房掛けに引っかかる
房掛けに抜け止め加工がしてあるものが多いので、タッセルを外す時に輪っかが引っかかる事が多い。これも地味ながら確実にストレスを感じる。
総合的に面倒くさい
カーテンの開閉はもれなく毎日やる事なので、少しの手間がボディーブローのようにジワジワ効いてくる。そんなこんなで「面倒くさい」が積み重なった結果…
こうなってる家庭は少なくないと思う。この状況結構よく見かけるんだけど、だらしない感じがしちゃうよね…。
そこで今回のカーテンホールドバックの出番となる。
カーテンホールドバックとは
窓枠に取り付ける湾曲状のカーテンホルダーである。以上!!
いろんな製品があるけど、安価で評価の高いAmazonベーシックの物を購入。
ご覧の通り、Amazonベーシックらしい超シンプルな構成。高級感は無いけど安っぽいとも感じさせない丁度いいクオリティである。高級住宅じゃなければ違和感なく使えるんじゃないかな?
根本は薄いので強い力が加わると曲がるが、ぶつかったりした時には力が逃がせるので丁度いい具合だと思う。逆に湾曲部分はしっかりした厚みと硬さがあり、この部分から折れることは無いだろう。
取り付け方法と位置
説明するまでも無いと思うが一応かんたんに紹介。
なんで先端外れる仕様にしたのか不思議だったけど、取り付けてみて納得した。細かいところまでよく考えられてると思う。
ここまではいいのだが、取り付け位置には悩むと思う。
高さに関しては こちらのサイト を参考に取り付けた。一般的な房掛けの位置だとあまりに低い気がしたので黄金比を採用したが、もっと高い位置でもいい気がする。
横方向は不使用時にカーテンが隠れるように設置すれば問題ないだろう。
メリット
こいつを使ってから、タッセルで感じていた不満は一気に解消された。それ以外のメリットも見つかってきたので紹介しておこう。
カーテンの留め外しがワンタッチ
湾曲部分にカーテンを引っ掛けるだけの作りなので、シンプルかつ簡単な動作で済む。湾曲部は100㎜ほどの直径があるので、引っ掛け損ねも外し損ねも起きた事が無い。とにかくストレスフリーなので、このためだけでも買い替える価値はある。
束ねた時の見た目が良い
カーテンの厚みや素材にもよるだろうけど、掃き出し窓によく使われる厚手の遮光カーテンなら普通のタッセルよりも綺麗に纏められると思うのよね。
不使用時にカーテンの脇からはみ出ると不細工になるけど、窓の幅より広いカーテンレールがついてるなら綺麗に隠れる。
壊れない
タッセルの輪っかが切れたり、房掛けが折れたりといったトラブルはよくあると思う。特にタッセルの輪っかは…。一方でこいつは普通に使っててもまず壊れない。故意に壊すのすら面倒なレベル。
気になる点
数少ないが場合によっては気になる点もあるので紹介しておこう。でもこの製品が悪いんじゃなくて、家の作りや家具の配置によって起きる問題なんだけどね?
窓枠の側方が狭いと取り付けできない
コンパクトな房掛けと違い、窓枠の横に大きくはみ出る形になるので、場所によってはそもそも取り付けが出来ない。
無理に取り付けたとしても絶対に使いにくいので、こういった場合は素直にやめておこう。
手前に出っ張る
見りゃわかるだろうが、カーテンのすぐ傍を歩く場合はやはり邪魔に感じる。カーテンの手前側に十分なスペースが確保できない場合もやめておいた方が無難。
尖ったパーツは無いから、ぶつかってもケガはしなそうだね
外すと壁にビス穴が残る
まぁ持ち家ならかんたんに埋められるので気にしなくてもいいと思うけど。一応壁の穴を塞ぐ記事も紹介しておこう。
結論:なにこれ最高
僕みたいにタッセルに対して不満のある人はとりあえず試してみるべき製品だと思う。合わなかったとしても1000円そこらで作業も簡単なので、気軽にやってみてはいかがだろうか?