壁紙はリフォーム推奨品がおススメ | 天井張りや初心者にも

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壁紙を選ぶ時間はとても楽しい。ネットであらゆる壁紙が買えるのでどんな柄でも選び放題。壁だけではなく、天井との組み合わせまで考えるならまさに無限の組み合わせがある。

選び放題ではあるのだが、壁紙はモノによって”貼りやすさ”が大きく違ってくる。壁紙貼ったことがない人だったり、天井みたいな貼りにくい場所に挑戦したい人は絶対重視すべき点だと思う。

そういった方々におススメしたいのが、今回紹介するリフォーム推奨的な壁紙である。
メーカーによって呼び名は違うが、中身は似たような感じなので好きなメーカーの物を選んでOKだ。

普通の壁紙との違い

なぜリフォーム推奨品が貼りやすいのかを、一般的な壁紙と比較しながら説明していこう。

厚み

単純に厚みが増せば貼る作業がやりやすくなると思っていい。個人的に一番重要な情報だと思う。なのにカタログには数値を載せてくれない、なんでやねん。
というわけで、実際にノギスで測ってみたので載せておこう。

アイキャッチでも出したが、これだけ数値が違う。エンボス加工の有無にもよるだろうが、触るだけでもはっきり違いがわかる。では、厚みが違うと何に影響するのか?

強度

当然厚い方が強度は上がる。正直、貼った後の壁紙にそこまでの強度は必要ないと思う。
問題は作業中。薄い壁紙は気を抜けばすぐに破れる。気を抜かなくても破れる。なんでやねん。
とりあえず下の写真を見ていただこう。

天井に薄い壁紙を貼っている写真

これは一人で天井に壁紙を貼るために作った支え装置である。これ自体は悪くないのだが、装置の角にあたる部分が壁紙+糊の重みだけで何度も破れた。ちなみにここ(リビング天井)で使用している壁紙は上で紹介したRE53284で、僕がこれまで貼ってきた壁紙の中で一番薄い。

下地隠蔽力

厚みがあれば、下地の凸凹も目立ちにくくなる。加えてリフォーム推奨品はしっかりエンボス加工が入ってるから隠蔽力が高いんだと思う。写真でもその違いは一目でわかる。

リフォーム推奨品をかなり凹凸が残った状態で天井に貼ったのだが、全く目立たなかった。
これに気をよくして同じような下地状態で薄い壁紙をリビングの天井に貼ったわけだが、なかなか酷いことになった。


この両者の違いは壁紙だけなので、隠蔽力の違いがよくわかると思う。

曲がり耐性

厚みがあることで、折れにも強くなる。わざと折り目をつけようにもなかなか出来ないレベル。これは欠点でもあって、曲げて貼りたい場合などはかなり苦労することになる。下のような近接した出角や入角に貼ろうとすると、通常の壁紙よりもかなり浮き上がりやすい。

この壁紙はリフォーム推奨品ではないのだが、「eセコウクロス」というシリーズで厚みがありリフォーム推奨品と同じような感覚で扱える。

どうにかカットせずに貼りたかったが無理だった。カットしたところで結局出角のとこは浮いてる。あとコーキング忘れてた
全然関係ないけど、EchoShow15の埋め込みもそのうち記事にしようと思う。

柄の種類

当然だが柄の選択肢は少なくなる。それでも各メーカー数十種類はあるし、このラインの製品は年々充実してきてる気がする。最初からリフォーム推奨品のカタログだけを見て選んでもいいんじゃないかと思う。候補がある程度絞れて選びやすくなるかもね。

僕は今後リフォーム推奨品以外の壁紙は購入しないと思う

気になるお値段は?

「でも、お高いんでしょう?」と思うかもしれないが、基本的に値段は変わらない。いろんな機能がついていようが、版権物の柄だろうが値段が変わらない。なんでやねん。

↑通常の壁紙(リビング天井に貼ったやつ)

↑リフォーム推奨品(トイレに貼ったやつ)

なので、機能マシマシてんこ盛りの壁紙を選べば、得した気分になれると思う。

購入前にサンプル取り寄せ

リフォーム推奨品やオシャレな柄の壁紙なんかはホームセンターではまず見つからないので、基本通販になる。でも壁紙は現物見て、厚みも確認して購入するべき。

なので、サンプルを納得いくまで取り寄せまくるのがおススメ。楽天でもサンプル取り寄せはできるが、物が限定的だったり店によってシステムや送料が違ったりでめんどくさい。特にこだわりがなければ、 ゲキセン+でいいと思う。

結論:初心者はリフォーム推奨品から選ぶべし

一番の欠点は柄の選択肢が減る事。なので、先にリフォーム推奨品を見てそこで不満があれば一般ラインから選ぶのがベターだろう。でも正直、メーカー縛りでもしない限りリフォーム推奨品だけでほとんどの人が満足できると思う。薄い壁紙はマジで貼るの難しいぞ!