クレイポーカーチップセットを徹底比較 | 価格による違いは?

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ポーカーチップの中でも程よい価格でカッコいいのがクレイ(粘土)素材のものである。だがクレイチップは価格がピンキリで、どれを選んだら良いのか判断が難しい。

そこで僕が持ってる2種類のクレイポーカーチップセットを比較していくので、参考にしていただければ幸いである。

クレイポーカーチップセットの高価格品と低価格品
価格は記事作成時のため、変更の可能性あり

まさにピンキリの両端のような2種類なので、価格による変化が分かりやすいと思う。
ポーカーチップについての知識が全くない方は、前回の記事から見ていただきたい。

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ちなみにSLOWPLAY製品は、公式サイトとAmazonのみの専売なのでご注意を(他で買うとめっちゃ高い)

セット内容

モノによって内容が異なるのだが、全てに共通して入ってるものだけ説明していく。

ポーカーチップセットの基本的な内容

こんな感じ。ぶっちゃけ最小限の構成以外は無くても困らない。マットはあった方がいいとは思うけど、低価格品についてくるのはペラペラのフェルト生地っぽいし微妙…

チップ

チップ外観の比較

まずメインとなるチップから見ていこう。当然クオリティーに差はあるものの、チップのみに関して言えば低価格品はかなり善戦している。「チップ以外どうでもいいわ!」って人なら満足度は高いと思う。

大きな違いはチップ中央のデノミ(額面)表示部。次いで外周部の段差にもちょっとだけ差があるけど、こちらは気にならないレベル。

低価格品だと中央部がシールになってるが、高価格品だとデカールになっている。物によってはズレや剥がれが生じる可能性があるが、SLOWPLAY製は全く問題ナシ。一方で低価格品には以下のようなモノが混じってた。

シールのズレと貼り漏れ。(低価格品に発生する不具合例)

あと部分的に滲みや擦れたような状態のものがあったりする。低価格品だけじゃなくSLOWPLAYのチップにもあったけど、まぁ発生率で見たら1%未満だし、仕方ないかな。

滲みや擦れは注意深く見てやっと気付くレベル

使用感はほぼ同じ

実際にプレイしてて違いを感じることは無い。重さ・質感・チップ音など見た目以外はどれも明確な違いが分からなかった(外周部段差は除く)。なので実用性では全く差が無いものと思ってもらっていいだろう。

トランプ

こちらはチップと逆で見た目はほぼ変わらないが、それ以外が大きく違う。まず素材が紙とプラスチックという違いがある。素材ごとの特徴は下表のような感じ。

紙製トランププラスチックトランプ
曲がり耐性×○(復元力が高い)
滑り△(必要十分)
防汚性×○(水洗い可能)
耐久性×○(傷がつきにくい)
価格○~×(ピンキリ)

長期使用で耐久性が重要なホームポーカーには、紙製のトランプは向いていない。低価格品に付属のものは紙質自体も良くないので、有名メーカーの紙トランプとは全くの別物。

低品質偽ブランド紙トランプ

ちなみに名前だけブランド品のBeeをもじってBcgって名前になってるが、ぶっちゃけ粗悪品である。エンボス加工もないし、曲がり耐性も低いただの厚紙。百均でプラスチックトランプ買った方がマシだと言い切っちゃう。

SLOWPLAY製はいい感じのプラスチックトランプが2デック付属してる。単品売りもあるので、ポーカーサイズ・カードバックデザイン・ジャンボインデックスという点に不満がなければ買ってみても後悔しないクオリティー。使用感はCOPAG製のトランプと似てるが、こっちの方がお安い。

ポーカー用におススメのトランプについては以下の記事で詳しく紹介しているので、ご参考に。

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ディーラーボタン

いくらカッコいいチップやトランプ使ってても、ディーラーボタンがショボいと結構気になると思う。なんせプレイ中は常にフィールドの一等地に置いてるし、確認で見ることも多い。下のボタンは低価格セットの付属品。

ディーラーボタンは目立つ位置に置かれる

低価格品だとプラ製で重みが無く、文字も単色プリントなので安っぽい。百均で売ってても買うのためらうレベル。その点SLOWPLAY製は全く心配ない。

SLOWPLAYのディーラーボタン

写真でもこちらが高いのは一目で分かるだろう。亜鉛合金素材らしく、めっちゃ重い。メッキも綺麗で滲みも見られない。流石に単品で2千円超えるだけのことはある。

チップケース

外側

以前の記事でも紹介したので内容が被るが、ここも大きな差がある。プレイ中は目に入らないので、個人的にはあまり気にしなくてもいいとは思うけどね。

低価格品チップケース

低価格品のケースは質感がチープなのだが、写真で伝えにくいのが非常に歯がゆい。ぱっと見ジュラルミンケースみたいに見えるが、もちろんそんな良いもんじゃない。
このケース持ってスタバなんか行ったら注目の的だろう、悪い意味で。

高価格品チップケース

一方でSLOWPLAY製のケースはちゃんと高級感と威圧感がある。デューク東郷あたりが持ってても違和感ない。自信満々のメーカーの紹介にも納得がいく。

  • ケースの外装: ドイツのバイエル社製ポリカーボネート素材を使用し、射出成形技術を用いて作られているため、耐久性に非常に優れています。
  • ケースの内装:やわらかいPUレザーで、ポーカーチップを優しく保護します。
  • その他のパーツ: アルミニウム合金製のフレーム、亜鉛合金製のロック、大きな革製のハンドル。
引用元:SLOWPLAY ー ポーカーチップケース

いい素材ばかり使っているようなので、とても凄い気がする(小並感)
実際、なんの前知識が無くても「これは高級品だろうな」と思わせるパワーはある。

ケース内部

低価格品ケースの内装
高価格品ケースの内装

さすがに見た目の差はどうしようもないけれども、実用面では低価格品も善戦していると思う。ケースを開けた時に中身がバラバラになっているようなことは無いし、フィット感も良い。

おススメは?

正直「人による」としか言いようがないので、3パターン紹介しておきたい。

5000円程度のセット品

「チップ以外の付属品は使わない(どうでもいい)」という方ならこれで十分。チップのクオリティーは結構頑張っていると思うので、コスパも良く満足度も高いだろう。既に自前でトランプを持ってる方もいるだろうし、ディーラーボタンはなんでも代用できるしね。

おしゃれなゴルフマーカーやコースターは見栄えも良くて代用におススメ

5000円程度のセット品+トランプ+ディーラーボタン

「0から全て揃えたいがコストは抑えたいし、見た目のいい道具で快適にプレイしたい」みたいな要望に適うのがこれ。最低でもトランプはプラスチック製のちゃんとしたやつに買い替えよう。SLOWPLAY製なら1デックあたり1000円以下で買える。

続いてディーラーボタンだが、常に視界にあるものなのでちょっと見た目のいいやつが欲しい。あまり選択肢は多くないが安価なシンプルデザインのものなら1000円以下から買える。個人的には↓のやつが好き。

そこそこの見た目で快適プレイができるポーカーチップセットにはなるが、結局1万円近くなるのよね…

SLOWPLAYのセット

それなら5000円追加してSLOWPLAY製買った方がスマートな気もする。

付属品のクオリティーもめちゃくちゃ高いし、予算が許すならやっぱりこっちかな。僕も散々悩んだが、今では買ってよかったと思ってる。オシャレさや”映え”を意識する人なら実質これ一択だろう。家族や友人と頻繁にポーカーをするような人なら間違いない逸品。

詳しくは以下の記事で紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。

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結論:考えるな、感じろ

実用性はほぼ変わりないので、、好みと雰囲気で選ぶだけでいいと思うんだよね。最後にパターン別のおススメ品を紹介して終わりにしよう。それでは素敵なポーカーライフを♪

クレイポーカーチップの選び方のポイント